《自閉症ラッパー「GOMMESS(ゴメス)」の魂の叫び~J-POP HISTORY~Still being on the Road~》

アナタは今いる学校や会社で”居心地が悪いな…”と感じたことはありませんか?
なんとなく周りと感覚が違う…
ココは自分の居るべき場所ではない気がする…

今回ご紹介するラッパーの「GOMMES(ゴメス)」さんは自閉症によって色々とツラい想いをしてきました。
しかし、そのキモチをコトバ(リリック)にして発表することにより「自分の居場所を作り出した」人です。

自閉症ではなくとも「なんだか違う…」と感じて毎日を過ごしている読者の方に少しでも参考になれば…と思います。

「自閉症?自分の障害をウリにするとか汚いんじゃない?」などと感じた方はこの先は読まないでください。
「差別と偏見での視点」で最初から判断する方には理解できない・面白くもない内容だと思いますので、サイト内の他のコンテンツでお楽しみください。

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出典:http://natalie.mu/media/1603/0310/extra/news_xlarge_GOMESS_art201603.jpg


《GOMMESSさんのプロフィール》

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出典:https://twitter.com/gomessthealien

1994年生まれ・静岡県出身。
10歳の時に自閉症と診断されてから登校拒否になり引きこもり生活を送るようになります。

自閉症とは…

自閉症の基本的特徴は、3歳位までに表れる。以下の3つを主な特徴とする行動的症候群である。
1.対人相互反応の質的な障害
2.意思伝達の著しい異常またはその発達の障害
3.活動と興味の範囲の著しい限局性(Wikipediaより)

その間にHIP HOPと出会い自分の心の内をリリックにし始めます。
その後ストリートパフォーマンスをするようになり、彼が一番影響を受けた「RHYMESTER」の曲で踊るストリートダンサーたちと親しくなったり他のストリートパフォーマーとの横の繋がりを持ち始めます。

彼が一躍有名になったのは2012年に開催された「第2回 高校生RAP選手権」で決勝進出した時です。
(高校入試は一芸受験で「ラップをかまして(GOMMESさん談)」合格したそうですが中退しています)

現在所属している事務所「Low High Who? Production」の代表者の方がこの自作制作のMVを見て共感し、スカウト(?)。
GOMESS『人間失格』PV

2014年に1st.アルバム「あい」を、2015年には2nd。アルバム「し」を発売、現在に至ります。


BSスカパー! BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権 全国大会 in LIQUIDROOM 2013.3.23
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出典:www.amazon.co.jp

1st.アルバム「あい」
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出典:www.amazon.co.jp

2nd.アルバム「し」
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出典:www.amazon.co.jp


《GOMMESSさんのリリック(歌詞)にみんなが共感する理由は…?》

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出典:http://kai-you.net/press/img/RE_gomess_life.jpg

あるブログで「自身は元引きこもり、お子さんが自閉症」という方の文章を見ました。
そのお父さんは
「息子もいつか自分の障害を知ることになる。その時彼はそれを受け入れられるのだろうか…」
と心配していました。

GOMMESSさんは自分の障害と真正面から向き合って、そのツラい気持ちやいらだちをストレートにコトバに乗せています。

飾ることなく、時には放送禁止用語ギリギリのコトバさえも使い自分の気持をおもいっきり表現する。
そんな彼の潔さに心打たれているリスナーも少なくありません。

GOMESSのラップにこれほど多くの若者が心を動かされる理由は、自閉症といった特殊な境遇よりも、「自身の過酷な宿命に突き当たりながらも、それでも前を向いて進んでいく」その姿勢こそが、感動を呼んでいるのだと思う。
そのような苦悩こそ、誰にとっても普遍的なものであり、より多くの人の共感を呼ぶものであると、信じずにはいられない。【元ひきこもり.ドットパパより】

前述のブログ主の方のコトバです。
冒頭で「自閉症ラッパー」という単語に過敏に反応した人には読んでほしくないと書いたのはまさにこのお父さんと同じ気持を持ったからです。

彼はたまたま「自閉症」と名付けられた障害を持っていましたが「自分自身の内面と向き合った時に悩むという事」は障害や病気の有無に関わらず誰にでも起こり得ることです。
そういう場合「どうやって自分の中で整理するか」「どう折り合いをつけるか」「逃げるのか戦うのか」は人ぞれぞれだと思いますが「何にも悩んだことのない人」などこの世にいるのでしょうか?

GOMMESSさんはある意味、今の閉塞した社会の中の「弱者代表」なのかもしれないと感じます。

また、彼はラップを始める前から作曲はしていて自主制作のCDをコンテストに応募し受賞した経験もあります。
その為「GOMMESSの(リリックより)トラック(選曲)がカッコいい」という人も中にはいます。
ただGOMMESさん自身は
「CDよりLIVEでのパフォーマンス、曲にのせるよりハンドクラップ(手拍子)でラップするのが一番気持ちいいしカッコいい」
と語っています。

GOMESS – 人間失格 @ 夏の魔物2015【LIVE】

胸に突き刺さるようなLIVE映像です…。

《セカオワ・かまってちゃんらと6月に共演予定!》

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出典:https://sekainoowari.jp/mob/index.php?site=S&ima=3536

セカオワことSEKAI NO OWARIがLIVE HOUSE「CLUB EARTH 創設10週年」のイベントを行うのですが、なんとGOMMESさんもソレに参加することが決まったそうです!
(6/10(金)・東京・新木場Studio Coastにて開催)
詳細はhttps://sekainoowari.jp/mob/index.php?site=S&ima=3536にてご確認ください。

《「表現すること」で「何かが変わる」…かもしれない》

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出典:http://data.whicdn.com/images/67951676/large.png

「ラップなんて出来ない」「音楽なんて作れない」「こういう人は特別でしょ…」「元々才能のある人と比べられても…私には何もないし…」
モヤモヤした気持ちを抱えた方はこの記事を読んで「しょせん別の世界の話でしょ」と思われるかもしれません。
ですが話題になる・ならないは別として「自分の中のモヤモヤしたキモチを具体的に表現してみる」というのはとても有効な手段です。

匿名のブログでネット上に発信する、誰にも見られたくなければTwitterで鍵垢を作ってモヤモヤをただ書き殴る…。
“正体不明のモヤモヤ”を自分の感情のおもむくまま少しずつでもカタチにしていけばいつか”モヤモヤの正体”が見えてくるかもしれません。
その過程で「自分にとって居心地のいい場所」を見つけることも出来る可能性もあります。
モヤモヤの原因がハッキリして、解消することが出来る場合もあるかもしれません。

確かにGOMMESSさんの例は極端ですが、何か心にわだかまりのある人は文字でも音でも絵でもなんでもいいので「自分の気持を表現してみる」ことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか…?

医学的な見地から言うとGOMMESSさんは「自閉症という障害」を持った人かもしれません。
でも「それもその人の個性の1つ」として捉えることも出来ますよね?

【MV】GOMESS – LIFE(GOMESS 2nd ALBUM 「し」収録:「人間失格」の続編と言われている曲)

「僕は、人間の器に入って生まれ育ったエイリアン」とGOMESSさんは自身を表現しています。
この「LIFE」の中にも「エイリアン」という単語が何度も出て来ます。

でも…アナタの中に住む「エイリアン」も…よく観察してみたら意外に上手くやっていける存在かもしれませんよ…?

最後にGOMMESSさんからのコトバを…
「自分のラップを通して悩んでいる人、前を向けない人に未来を見せたい」

GOMMES オフィシャルサイト
http://www.lowhighwho.com/GOMESS/

Twitter
@gomessthealien

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