元舞妓はんのママに聞く。ずっとかわいがられるかわいい女でいる秘訣。

京都・祇園。言わずと知れた芸者の街の路地の奥、看板も出ていないバーに、夜な夜な多くの男性客がやってくる。お客さんの目当ては、代々続いた置屋を改装してひっそりとバーを営む元舞妓のママ。60歳はとうに超えていると言われているけど、そのチャーミングさはまるで少女のよう。芸妓さん舞妓さんといえば、いわば男性を楽しませる接客業のプロフェッショナル。お客さんに愛されてナンボの世界で生き抜いてきた、ママの言葉の端々には、「ずっとかわいがられるかわいい女」でいる秘訣が隠れていました。


秘訣その1、「女性とは華である」

ママがひとたびその場に現れると、空気が変わります。今までぼうっと飲んでいるだけだったお客さんも、自然と笑顔がこぼれてしまう、なにか人をホッとさせる力があるのです。「女性というのはその場の華になる存在です。花と一口に言ってもいろんな種類があるように、人によって輝きは違うけど、場に華を添えるという意識は常に持っておく。そうすることで、自然と自分の華というものが備わってくるし、結局はそういう人に、男の人はすい吸い寄せられていくんです」とのこと。外見だけではなく、その場の雰囲気を読み取って空気をまるくする力、それがママのいう女性らしさ。男性と張り合う、という意識を捨てて、うまく共存していきましょう。
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秘訣その2、「阿呆でかしこがいちばん」

勉強も仕事も恋愛も美容も頑張っているのに、なぜかうまくいかない…という人は、その「頑張っているオーラ」が無意識に周りを疲れさせているのかもしれません。もちろん、頑張る、ということは決して悪いことではありません。ただ、「こんなに頑張っているのに、何で私だけ…」という気持ちになったら、傲慢になっているサインです。なぜなら皆それぞれに大変な中、毎日を過ごしているのです。楽しそうに頑張っている人をみれば応援したくなりますが、自分で自分を追い込んでいる場合、周りはどうもできないものです。「女の子は阿呆でかしこがいちばん。本当の阿呆はどうしようもないけど、一見ちょっと抜けてるなぁ、と思っても実は賢い、というのが一番ええ。最近の子は知ったかぶりをしたりするけれども、あれはよくないなぁ」確かにママの様子を見ていると、わからない言葉がでてくると、「え、それってどんな意味ですのん?」と好奇心を持って素直に質問しています。阿呆のふりをするというより、相手の話を真剣に聞く姿勢が好感をもたれるのだと思います。でも「説明をされてもその意味が分からない…」とならないように、常にアンテナを張っておくことが「実は賢い」の隠れた秘訣かも。

秘訣その3、「口紅ははっきりとひく。そうすれば、つまらない話もかわいく聞こえる」

 舞妓さんといえば、独特のメイクが特徴です。舞妓さんが白塗りの化粧に真っ赤な口紅をするのは、座敷の蝋燭の灯りのもとで美しく見えるようにするためと伝えられています。現代の感覚からすれば「いくらなんでも白すぎだろ!」と言いたくなりますが、実際に舞妓さんや芸妓さんを目の前にすると、白(肌)と黒(眉)と赤(目尻と唇)のコントラストの妖艶さに驚きます。ママ曰く、その中でも一番大切なのが、唇。「どんなにメイクにかける時間がなくても、口紅だけはキチンと引くこと。目も大事だけれども、一番はやっぱり唇をキチンとしないと、品も華もでない。ちょっと赤いかな…くらいが、かわいらしい。そうすれば、自然と肌も白く見える」確かにリップはメイクの中で一番華やかな色を使う部分。他はさておき、唇を魅力的にしておくことが大切だとか。「かわいい唇してたら、そこから出てくる話は、どんなつまらない話だってかわいく見えたりするんえ」と言ってにっこり笑うママの口元は、きれいにひかれた赤い色。思わず納得してしまう瞬間でした。
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まとめ

 ここのバーのお客さんの層は、20代から80代までと実にさまざま。だけど、みな口を揃えて「ママの顔をみるとなんだか落ち着く」と言って、満足げに帰っていきます。かわいらしい女性というのは、年齢に関係なく常に愛されるのだと感じます。素直さとあどけなさを武器にすれば、女性は無敵だと思います。ぜひ、明日から意識してみて下さいませ。
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